みなさんこんばんは
毎日ダイエットご苦労様です。
今年の6月は梅雨時期ですが、例年と違って連日雨天が続くということがあまりなく、晴れる時にはしっかり晴れるというよくわからない梅雨ですね。
そんな中、例年よりも外で運動ができていて太りにくい梅雨を過ごされている方も多いのではないでしょうか?
梅雨が太りやすいということに関する記事はコチラ↓↓
さて、そのような運動も問題なく行えるということになれば、次に気にすること、管理すること、といえば食事管理が重要と言えます。
本日はその中で『脂質』に関する記事です。
ダイエットを続けていると、日々の生活の中で『脂質』をどのくらい摂取しているか気になるかものです。
しかし太らないように気を付けていても、全く『脂質』を摂取しない食生活は現実的には不可能と言え、たとえ調理方法を考慮したとしても油といった調味料を全く使用しない食生活をずっと続けることは現実的ではありません。
そんな中、時々TV番組やCMで『食べても太らない油』というものが紹介されることがあります。
そのような紹介をされることもある油ですが、『食べても太らない油』というものは存在しません。
このように宣伝をされることがある『油』はあくまでも『太りにくい油』として認識するようにしておきましょう。
ここで『油』に多く含まれる『脂質』について、知っておくといいこととしては、炭水化物内に含まれている『糖質』と比較して『脂質』の方が太りにくい栄養素ということです。
このことについて簡単に解説すると『糖質』は『脂質』と比較してエネルギー以外の使用目的が少ないことです。
そのため、過剰にとることによって、体にエネルギーを脂肪という形で貯め込みやすい性質を持ちます。
逆に『脂質』はエネルギーになるだけでなく、細胞の活性化・肌のハリといったように、エネルギーとして消費される以外にも体の健康を保つために消費される栄養素です。
また、『糖質』は血糖値が急激に上がってインシュリンの過剰発生の原因にもつながります。
そのため、『糖質』『脂質』どちらを制限することがダイエットに有効かといえば、『糖質』を制限する方が有効と言えます。
では、次に『糖質』の種類について解説をしていきます。
油(『脂質』)には『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』の2種類があります。
この中で『飽和脂肪酸』は太りやすい油(脂質)、『不飽和脂肪酸』は太りにくい油(脂質)と言われています。
『飽和脂肪酸』は私達の体の各所にいきわたり脂肪となってしまう悪玉コレステロールの原因となります。
コレステロールに関して、過去の記事で解説をしましたが、コレステロールにも種類があり、悪玉コレステロールの量が増えてしまうと動脈硬化などに繋がってしまう危険性があります。
コレステロールに関する過去記事はコチラ↓↓↓
牛肉等に含まれる『脂質』は『飽和脂肪酸』と呼ばれ、魚に含まれる『脂質』は『不飽和脂肪酸』と言われています。
ただ、牛肉等といっても牛肉そのものに含まれている『脂質』に『飽和脂肪酸』が含まれているという訳ではなく、あくまでも肉の脂身に『飽和脂肪酸』が含まれているということです。
そのため、脂身を避けて肉を食べることで、『飽和脂肪酸』ならびに悪玉コレステロールの過剰摂取を抑えることができます。
また、魚そのものに含まれている脂質は太りにくい『不飽和脂肪酸』といっても、魚を調理する際に油を使用すれば、調理油内に含まれる『飽和脂肪酸』を摂取することになります。
悪玉コレステロール値(LDLコレステロール値)が高い方は魚料理をメインに献立を組み立てると良いのですが、その際に調理方法にも注意して判断をしてみて下さい。
このように種類があり多少の太りやすさが違うものの『食べても太らない油』というものは存在しません。
確かに『脂質』は『糖質』よりも太りにくい、体に欠かせない栄養素であると言えますが、それはあくまでも過剰摂取をしないことが前提条件と言えます。
偏食とならないように日々の食生活の中でバランスのよい、健康的な食事を心掛けるように気を付けてみて下さい。
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