みなさん、こんばんは
毎日ダイエット頑張っていますか?
ダイエットにとりんでいる人なら、誰でも一度は気にしたことのあるものが『カロリー』の数値です。
何か食品を買う時には、誰もが気になる指標の一つである『カロリー』
なんとなく、この『カロリー』の数値が高ければ、太りやすい食品と思っている人が多いかと思います。
では『カロリー』の意味については、きちんと理解されているでしょうか?
『カロリー』の意味とは?
今回は『カロリー』に関する解説をしていきます。
『カロリー』とは、何を表す数値か正確に把握している人は意外と少ないかと思います。
誰もが理解されているのは、『カロリー』とはエネルギー量を示す単位ということです。
ここまでは、誰もが理解していることかもしれません。
エネルギーを熱量として変換したものが『カロリー』と考えて下さい。
『カロリー』は、エネルギーを熱量に変換して数値化している単位です。
1カロリーというエネルギー(熱量について)の定義ですが、一般的に水を対象基準として熱量を表現しています。
大気・空気といったものを対象とすれば、大気・空気中には、色々な気体も混ざっているし、湿度(空気中の水分量)も様々で、熱容量(熱伝導率)について、一定評価することができません。
そのため、大気・空気は熱量の基準とするには適さない性質を持っています。
それに対して、水の熱容量や熱伝導率に関しては、比較的安定しています。
というものの、細かく言うと、水でも置かれる環境下によって、熱容量は異なります。
その結果、1グラムの水を1気圧の環境下で14.5℃から15.5℃に1度上げるための熱量が1カロリーと定義されています。
なかなか難しい定義ですね。
そして、私達が食事の際に使用するエネルギーの単位としては、この1,000倍のキロカロリーを使用します。
単純に比例計算すると、1,000g(1kg)の水を一定の環境下で、1度上昇させるのに必要なエネルギーが1キロカロリーです。
人の体は60%が水分でできています。
そのため、体の大半は水で構成されていると言っても過言ではないため、60kgの体重の人を想定して、仮に60kgの水を対象としてカロリーの検討をしてみます。
その場合、60kgの水を1度上げるのに必要な熱量は60キロカロリーです。
ちなみに、1日の成人男性が必要なエネルギーは2,000キロカロリー程度と言われています。
それを熱量に変換したら、2tの水を1度上昇させるだけのエネルギーが毎日必要ということになります。
自分で数字にしてみてびっくり!(笑)
これは、なかなか凄い熱量です。
凄い熱量であるからこそ、摂取したエネルギー量に対して、過剰にエネルギーを摂取してしまったり、消費するエネルギーが少ない場合はそれだけ体に、多くのエネルギー量をため込む必要があることが理解できます。
人は、恒温生物であるため、外気温などに関係なく、一定量の発熱をして、エネルギーを消費するため、エネルギーをため込むのに適した体質ではありません。
そのため、事前にエネルギーをため込むのではなく、その時の必要に応じて、エネルギーを摂取する必要があります。
人はこのエネルギー量を、エネルギー三大栄養素といわれるたんぱく質・脂質・炭水化物で補っています。
この三つの栄養素をバランスよく摂取し、エネルギー量をコントロールすることがダイエットのためには重要ということになります。
このカロリー管理は、とても難しいことです。
なかなか簡単に管理できるものでもありません。
カロリーを完全に制限した生活を送るダイエットはとても難しく、気にし過ぎても続けることはできない。
取り組みです。
計算するにしても、ほどほどに・・・
と思いますが、先述の通り一日に必要なエネルギーはとても大きいです。
そのため、計算を間違った際の誤差も大きいです。
その結果、想定以上にカロリーを過剰に摂取してしまうことは多々あります。
そのため、自分が想定している以上に、カロリーを抑えた計算根拠に基づいた食事管理をすることが大事です。
#ダイエット #アラフォー