みなさん、こんばんは
今月もあとわずかです。
あっという間に3月も終わって、いよいよ4月の新学期が始まりますね。
巷では緊急事態宣言もついに終了となり、季節柄的にもどのように飲食店の状況が変わっていくのかに注目が集まります。
そんな中、少人数でのこじんまりとした送別会・歓迎会等も行うことも予想されるため、私としては、例年と同様にこの季節は金欠に悩まされそうな予感がします。
さて、最近は節度を持って上品にお酒を楽しむような気がする(?)私ですが、貧乏性なため、飲み放題に行くとそれこそビールを浴びるように飲むことが多いです。
そのため、急激に血中アルコール濃度が上がるとともに、暴飲暴食となってしまうため、ベロンベロンに酔っぱらってしまうことが多いです。
そんな私ですが、2日酔い対策のための必殺技を持っています。
それは、必殺『リバース』です(笑)
今日は酔いそう、明日の朝に2日酔いになりそう、そんな不安が予想されたら、すぐにトイレに直行・・・
そして、リバースを自由自在にコントロールできる自信があります。
そんな必殺技『リバース』ですが、果たして飲み過ぎには効果があるのでしょうか?
今回は、『リバース』による効果について解説します。
結論を先に述べると、『リバースは危険』です。
ダイエットにも『リバース』は効果的とは言えません。
『リバース』をすることによって、一般的には胃の中のものを一時的に排出することができて、スッキリすることができると思われます。
実際『リバース』すると、スッキリすることには間違いないのですが、それはあくまでも胃に詰まっていたものがなくなったことによって、スッキリしているだけに過ぎません。
『酔っている状態になってしまったら、リバースしてスッキリすることができる』
と思うかもしれませんが、リバースをする程酔っぱらってしまっているということは、もうしっかりとアルコールが体内に吸収されてしまっていることになります。
そのため、胃の中に入ったあとに、まだ吸収されていないアルコールを吸収しないために、それ以上酔わないようにすることはできるかもしれませんが、リバースをすることによって、酔いがさめるという訳ではありません。
リバースをするほど酔って気分が悪くなってしまっている状態では、リバースをしても手遅れと言えます。
そして、リバースによる一番の危険なことは、胃の中のものを洗いざらい排出してしまうことです。
それは、食べたもの、アルコールだけではなく、胃の粘膜までも一緒に排出してしまうことになります。
胃には粘膜があり、粘膜によって胃は直接的な刺激から守られています。
そのため、リバースによって一時的に粘膜がなくなってしまい、胃が刺激にさらされてしまうことになってしまいます。
これは、とても危険な状況ということがわかるでしょうか?
飲んだからスッキリ、じゃあまた飲みなおそう♪
こんな考えは恐ろしすぎます。
アルコールは胃にとっての刺激物です。
粘膜がある状態でも、粘膜をすり抜けて胃に刺激を与えます。
胃の粘膜がない状態であれば、その刺激はさらに大きくなり、普段から分泌されている胃酸の影響も受けて、胃が荒れてしまうことになります。
一度荒れてしまった胃の粘膜は回復するのに時間がかかります。
その時間は約半日
その間は胃を休ませる必要があります。
この期間には胃を働かせてはいけないのです。
そのため、その状態ではアルコールは当然として、食事をとることでさえ胃の粘膜の回復が遅れることになります。
また、アルコールを飲んだことによって、脱水状態にもなっています。
そのため、胃は水分を吸収しようと働きます。
その結果、胃が荒れるということも重なり、普段よりも胃は栄養・水分を吸収しようと働くため、脂質や糖質も吸収しやすい状態となってしまいます。
そのため、リバースした後は、お腹が減るかもしれませんが、半日は安静にしないと、胃にダメージが残ったままで、太りやすい体質になってしまうという危険性があります。
基本的には、しばらく水しか摂取してはいけない状態となります。
深酒をしたあとは、そのあとに胃をしっかりと休ませてあげることを意識しなければいけません。
(深酒をして、そこまで正気を保っていられるかはわかりませんが)
リバースをしたから大丈夫と思うことはせずに、大切な消化器官をしっかりといたわってあげて下さい。
では、本日もしっかりと胃にやさしく夜を過ごしましょう。
おやすみなさい
#ダイエット #アラフォー #痩せるための取り組み