みなさん、こんばんは
毎日ダイエット活動ご苦労様です。
毎日ダイエットをするのって大変ですよね。
継続は力なり、続けることによってダイエットの効果は大きくなります。
さて、先日は体が痩せているのに血糖値が高い人について解説しました。
私は、運動をしっかりとしているし、体型もやせ型にも関わらず、その類の人種に当てはまってしまっています。
私のような身体的特徴に当てはまるにも関わらず血糖値が高い人は、インシュリンの分泌量が少なく、他の人に比べて血糖値が正常範囲内を超えてしまう可能性が高いため、脂肪がついていたり、運動不足の影響で血糖値が高い人よりも、血糖値に気を付けなければいけない。
ということについて解説しました。
過去記事はこちら↓↓↓
そのため、たとえ太っていなくても、どんな人でも、健康診断の結果については、よく確認しておく必要があります。
今回は、そんな痩せた体型でも血糖値が高い人について、さらに掘り下げてその危険性解説していきます。
これも、先日の記事でも解説しましたが、日本人はインシュリンの分泌が少ない体質の方が多いです。
世界各国の国の中でも、日本人はやせ型の人が多いです。
通常、脂肪がつくとインシュリンの効果が落ちてしまい、血液の中の血糖があまり体内に吸収されないため、血糖値があがってしまいます。
インシュリンの分泌が少ない体質の方に脂肪がついてしまうと、もともとのインシュリンの分泌量が少ないにも関わらず、インシュリンの効果も落ちてしまい、血糖値を全然下げることができないという目も当てられない結果となってしまいます。
その結果、糖尿病になるリスクも上がってしまいます。
血糖値を抑えるために重要なインシュリンは、膵臓(すいぞう)によって生成されます。
膵臓(すいぞう)は、私達の内臓の中でも非常に小さいものですが、とても大事な役割を持っています。
膵臓(すいぞう)の役割は主に2つあります。
一つ目の役割は、食べたものの消化を助ける膵液(すいえき)を出すことです。
二つ目の役割は、血糖値が上がった際に、血糖値を下げるためにホルモンであるインシュリンを分泌させることです。
インシュリンは膵臓(すいぞう)における、β細胞と言われる細胞から分泌されます。
このβ細胞は、とても小さい細胞です。
そのため、インシュリンを常に出し続けられるような耐久力のあるものではなく、インシュリンを分泌する機能を酷使するとすぐにガス欠となってしまいます。
それを一番酷使するのが、暴飲暴食と、血糖値の急激な上昇です。
そして、このβ細胞は酷使され続けると、徐々にインシュリンを分泌する機能が低下していきます。
その影響は、若い時にはなかなか気づきませんが、上記のようなインシュリンを酷使するような生活を送っていくことによって徐々に、確実に膵臓(すいぞう)の機能が低下していくことになります。
その結果、慢性的に血糖値が高い、糖尿病、と判断されることは、比較的若い方、30代~40代の痩せ型の体型の人でも多いです。
しかしながら、そんな判断がされた時には、膵臓(すいぞう)の機能としては、既に大幅に低下してしまっている。
そんな事態になってしまっていることが多いです。
膵臓(すいぞう)に負担がかからないようには、急激なインスリンの分泌を避けることが必要です。
それは、血糖値が高いと気づいてから、もしくは、糖尿病予備軍の疑いが出てからでは遅く、血糖値になんの不具合が見当たらない時から気を付けるべきことです。
膵臓(すいぞう)はとても小さい内臓器官ですが、その小ささと役割から、替えの効かない役割をもっています。
血糖値という表面的に表れる数字ではなく、膵臓(すいぞう)に負担のかからない優しい生活を送るためには、何度も記載しているように血糖値が急激に上昇しないようにする取り組みと、規則正しい生活をすることです。
規則正しい生活をすることによって、私達の体は正常に働きます。
不規則な生活を続けると、私達の体は徐々にその機能の歯車が狂い始めて、ボケてしまします。
健康的で、規則正しく、内臓に優しい生活を送るように日々取り組んでみて下さい。