みなさん、こんばんは
年末の年越しそばをはじめとする過去の記事によって、さも当然のように『脂質の高い物と炭水化物を同時に摂取すると脂肪につきやすい』
ということを記事で書いていました。
今更ながらこのことについて、あまり解説していないことに気付きました。
過去記事↓↓
よくよく考えてみると、この『脂質と炭水化物を同時に摂取すると脂肪がつきやすい』ことについて、説明が不足していました。
いつのまにか、このことについては説明した気になっていましたが、まだ解説をしていませんでした。
大変申し訳ありませんでした。
そのため、今回は今更ながら、炭水化物が多く含まれている食品を食べる際の注意点について解説していきます。
ダイエットをする際によく聞くのが『炭水化物ダイエット』というダイエット法です。
このダイエット法は、普段の食事において『おかずだけを食べて、お米やパンを極力食べないようにして炭水化物の摂取量を減らす』というダイエット方法です。
そんな炭水化物ですが、『炭水化物は太りやすい栄養素』という認識だけをされている人は結構多いです。
炭水化物は、大きく糖質と食物繊維から構成されます。
食物繊維は、体内では消化されることがない栄養素で、腸内環境を改善させる効果がある栄養素です。
それ以外の炭水化物は糖質と考えて下さい。
糖質は体内でエネルギーに変換されます。
そのため、私たちが生活するうえで糖質は不可欠な栄養素です。
それにも関わらず、知識に乏しい人にとっては糖質は太るものとして『糖質=悪』と思い込んでいる場合があります。
この思い込みをなくすためには、糖質がどのように体に吸収されるかについて理解する必要があります。
糖質を取り入れることによって、私達の血液の中の血糖値が上昇します。
血液の中の血糖値が上昇すると、血糖値を下げるためにインシュリンというホルモンが発生し、血液内の糖質が体内に吸収されます。
そのため、糖質が体内に吸収されるためには、インシュリンというホルモンが不可欠です。
このとき、インシュリンというホルモンの性質として、糖質だけでなく一緒に他の栄養素も体内に吸収しようとします。
その際に、脂質があると、脂質が体内に吸収されてエネルギーとして蓄えられることになります。
この脂質が体内脂肪として体のなかに蓄えられることになります。
そのため、炭水化物と脂質を同時に摂取すること、インシュリンの働きによって、糖質の吸収とともに、脂質も体内に吸収されてしまうため、脂肪がついて太ってしまうことになります。
そのため、ダイエットのためには、『炭水化物そのものを摂取しない』ことよりも、『炭水化物と脂質を同時にとらないようにする』ことが大事です。
『炭水化物と脂質を同時にとってしまう』食べ物の代表例としては、揚げ物類とご飯を組み合わせた食事です。
揚げ物には多くの脂質が含まれています。
そのため、揚げ物類とご飯を大量に食べると脂肪がつきやすくなってしまいます。
また、生クリームを使用したデザート類にも注意が必要です。
生クリームは多くの脂質から構成されています。
そのため、生クリームをふんだんに使ったケーキは、脂質と糖質を大量に含んだ食べ物です。
おいしくて食べるのが楽しみなデザートでありますが、『ケーキは太る』というイメージ通り、とても太りやすい食べ物であることは間違いありません。
食べ過ぎには注意しましょう。
特に気を付けることは、食後すぐにこういったデザートを食べることです。
『甘い物は別腹』という言葉があるかもしれませんが、私達の体にとっては全く別物ではありません。
食事で炭水化物をしっかりとったあとに、すぐにデザートによって脂質をとると、普段よりさらに脂肪がつきやすくなります。
こういったデザートを食べる場合は、食事後にしっかりと時間をあけるようにしましょう。
以上です。
『脂質と炭水化物の関係性』について、簡単ではありますが解説しました。
炭水化物をどのようにとった時に太りやすくなるのかを理解して、太らないように注意しましょう。