みなさん、こんばんは
『炭水化物ダイエット』というダイエット方法にあるように、炭水化物は太るものとして認識されているのが、今のダイエッターズの方の基本的な考え方です。
そんな中、炭水化物を多く含んでいる食品としては、白米やじゃがいも、といったものがあります。
そのため、『じゃがいも』は太りやすい。
そんなイメージをお持ちの方はいませんか?
なんの食品でも同じですが、太る太らないは食べ方次第です。
また、それぞれの食品の特色によって利点があります。
例えば脂っぽい食べ物を例に出すと、脂っぽい食べ物は太りやすい。
というイメージがあるかと思います。
確かに、他の食べ物と比較して太りやすい食べ物ではあるかもしれません、しかしながら脂っぽい食べ物はその分得られるエネルギーも多いです。
運動する人、エネルギーを普段から消費する人にとっては、このような脂っぽい食べ物をしっかりと食べないと力が湧きません。
真夏の猛暑日には、脂っぽい物をしっかりと食べることによって、夏バテ防止にもつながります。
また、きちんと脂をとらないと、肌の調子も悪くなります。
脂をとらないと乾燥肌にもなってしまいます。
乾燥肌は、肌が荒れる原因になるため、きちんと脂をとることはお肌の健康には非常に大事なことです。
このように、脂っぽい食べ物にもその特性を理解することによって、様々な利点があることがわかります。
では、冒頭の『じゃがいも』に関してはどうなんでしょうか?
『じゃがいも』は、確かに炭水化物の多い食べ物であることには間違いありません。
しかしながら、『じゃがいも』の炭水化物以外に含まれる他の成分について、しっかりと分析することで、この食品の特徴を深く理解して食べても太らないようにすることができます。
では、『じゃがいも』について詳しく解説していきます。
意外かもしれませんが『じゃがいも』のカロリーは白米の半分ほどです。
そのため、カロリーだけでみれば白米よりも太りにくい食品と言えます。
じゃがいもは、100gあたり80kcal程度
ご飯は、100gあたり180kcal程度のカロリーです。
しかしながら、『じゃがいも』には白米にはない栄養素もたっぷりあります。
例えば、じゃがいもは100gあたり、食物繊維が10g
また、ビタミンCなどの栄養素もたっぷり含まれています。
(ちなみに、じゃがいもと同じく、芋である『さつまいも』も、100gあたり150kcaと白米よりもカロリーは少ないながらも、食物繊維が3g含まれています。さつまいもにもビタミンCが豊富に含まれているため、ヘルシーな食品です。)
また、じゃがいもには『でんぷん』が含まれます。
この『でんぷん』は、じゃがいもに含まれるビタミンCを守り、加熱に強いため、『肉じゃが』等を代表とする煮物料理でも、加熱でビタミンCを損なうことがありません。
そのため、『じゃがいも』は、白米よりもカロリーが少なくて、とてもヘルシーな食べ物なのです。
しかしながら、じゃがいもは油であげることによって、一気にカロリーがあがります。
ポテトチップスには、100gあたり600kcal程度のカロリーがあります。
カロリー量は『じゃがいも』の3倍近くのカロリーとなってしまいます。
そのため、じゃがいもは油で揚げる調理法では、非常にカロリーの高い、太りやすい食べ物と言えますが、蒸したり、ゆでる調理法ではカロリーも高くなく、炭水化物の量もそこまで多くなく、ヘルシーな食べ物です。
そのため、太らないためには『じゃがいも』は、蒸したり、ゆでる調理法がお勧めです。
さらに、『じゃがいも』は、なるべく野菜やキノコ類と一緒に食べて食物繊維をしっかりとりながら食べることによって、炭水化物・糖質が体内に吸収されにくくなり、太らないダイエット食品としてさらに最適なものになります。
こういっいた食べ方をする際も、あまり濃い味付けはせずに、なるべくあっさりとした味付けをして食べるとなお良いです。
以上です。
その内、『じゃがいも』と『さつまいも』の比較についてもう少し細かく解説しますが、本日はここまで
一般的に炭水化物が多いといわれている『じゃがいも』は、意外と太りやすい食べ物ではなく、その食品の特長について正確に把握することによって、太りにくい食べ物と言えます。
健康的に痩せるために、ヘルシーなじゃがいもはお勧めな食品です。